Google広告(リスティング)で他社に商標権を侵害されたら非承認を申請しましょう
Googleへ非承認申請をするにあたり用意するもの
- 「商標検索(特許情報プラットフォーム)」から保有する商標キーワードを入力し、7桁の登録番号を調べておきます
- Googleで保有する商標権のキーワードを入力し検索します
- 「商標権キーワード(スペース)口コミ」「商標権キーワード(スペース)評判」などサジェスト機能を利用して関連キーワードでも権利侵害が発生していないか調べます
- 商標権キーワードと権利侵害しているGoogle広告をスクリーンショットし保存します
- 権利侵害している他社の広告テキスト・他社のURL・googleのドメインをエクセルにまとめ保存します
これらの事前準備があると、作業が効率的です。
Googleへ非承認申請をする手順
Google広告の非承認はGoogle Ads 商標侵害の申し立てから行います。
1.申立人の情報
- 私は商標権所有者、商標権所有者の弁護士(1 つ以上の商標登録に記載されている)、または親会社の本社に拠点を置く商標権所有者の代表者です
- 商標権所有者は私を代理人とすることを許諾し、Google にその旨申請済みです
- その他
3つの中から選択します。
権利者本人・または依頼された弁護士・子会社が商標権を持っている親会社の代表は、1番上です。
広告代理店や依頼された人は、2番目です。記入欄が出てきますが、未記入でも問題ない旨をGoogleから回答を得ています。(2022年7月28日時点)
1番目・2番目に該当しない人は、3番目を選択します。
名前・会社名・会社の住所・会社を登記している国・メールアドレスを記入します。
2.商標権侵害の詳細を記入してください
「商標*」には、保有する商標キーワードを記入します。
「国」は、保有する商標キーワードの登録国を選択します。
日本であれば日本を選択。
登録番号は、商標検索で調べた7桁の登録番号を記入します。
3.申し立ての対象となる広告主
申し立ての対象 – 対象となる広告主は、「特定の広告主のみ」「すべての広告主」の2つがあります。
「どちらも相手には『商標権を理由に非承認』という表示がされるだけで、メールで通知するものではないです」とGoogleのサポートから回答がありました。(2022年7月28日時点)
問題となっている広告主は、googleドメイン・広告テキスト・トラッキングURLを設定します。トラッキングURLには、相手のドメインを入力します。
4.補足説明および誓約
捕捉説明には、「自社名(依頼主名)が〇〇の商標権を保有しています。権利侵害する(他社名)が商標キーワード〇〇を侵害しています。」という具合に説明します。
ファイルを添付する箇所には、他社がGoogle広告を使って商標権を侵害しているスクリーンショットを添付します。
チェックボックス部分の説明文に問題がなければ、チェックしてプレビューボタンを押します。
5.確認
問題なければ、送信してください。
完了画面が出てきます。
もし不明点があれば、「商標権所有者様向けヘルプ」も参考にしてみて下さい。